信州たかやまワイナリー

Wines 信州たかやまワイナリーのワイン

Varietal Seriesヴァラエタル シリーズ

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ソーヴィニヨン・ブラン 2019

アルコール分 12.0%

生産本数 約5500本

 

味わいに涼感を与える酸が心地よいワイン

仕込時期の朝、村がまだ静かな時間帯。醸造場へ行く前に全圃場を見て回る毎週の「寄り道」。行く度に増すブドウの香りや味わいにワクワクしたり、思いのほか成熟が進み焦ったり。ワインをどう仕込むかのヒントをブドウに聞くための、眠たいけれど大切な時間。長梅雨や秋の大きな台風など記録的な気象もあった2019年。柑橘類やハーブ様の香りに涼感ある引き締まった酸が心地よいワインは、早朝の凛とした空気も連想させる様です。

・レモンやグレープフルーツ、青りんごなどのフレッシュな酸味、ハーブ系の爽やかな香り。果実味と酸味のバランスがとても良いワイン。
・ワインの風味として感じる“レモン”に合う料理がおすすめ
・2019飲み頃温度 13~16℃(中口赤ワインと同程度)

2018

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メルロー&カベルネ2018

アルコール分 12.0%

生産本数 約9,900本

 

黒系果実の香りにタンニンが芯をなす味わいのワイン

「良い香りだな~」その声に振り向くと、発酵中に浮き上がる果皮の固まりを嬉しそうに愛しそうにほぐす姿。タンクから漂ってくる香りも合わさり、せわしない仕込み期にフワッと心までほぐれて温まるのでした。長雨に苦労した2018年秋、畑での止まない努力から生まれたワイン。黒系果実にスパイスやビターチョコを想わせる香りが広がり、酸による軽やかな飲み口に続きタンニンが味わいを引き締めます。

・黒系ベリーの香りの加え、ハーブ(ナツメグ、シナモン)やコーヒーやココナッツなどの香り、味わいは繊細なタンニンが柔らかく、雑味の少ないクリーンな味わい。
・フルーツソースのお肉(ジビエ等)や、ブリの照り焼きなど甘さと酸味がバランスされたお料理との相性もよい。
・飲み頃温度 13~18℃

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ピノ・ノワール2018

アルコール分 12.0%

生産本数 約5,200本

 

果実感と酸、タンニンがバランスよく重なるワイン

2018年の収穫期は晴れ間の無い雨続きの天候でした。ブドウを食べる蜂にも悩ま されましたが、ワイナリーに着いた収穫ケースからは栽培者の苦労とそれ以上の 努力を感じ、醸造にも気合が入るものでした。そうして出来たワインは広がりの ある赤系ベリーの果実感に、爽やかさを与える酸としなやかな骨格をなすタンニ ンが重なり、心地よく口中を流れていきます。その味わいからはブドウの逞しさ も感じさせるようです。

• 色合いは淡いピンクがかった明るいルビー色。
• 香りにはラズベリーやチェリー、バラの香り がみられ、華やかな印象。
• 味わいはしなやかで、酸味とスパイシーさの 調和がとられている。
• 飲み頃温度 13~18℃

ソーヴィニヨンブラン2018
ソーヴィニヨン・ブラン 2018

アルコール分 12.5 %

生産本数 約3,000

 

なめらかに酸と旨みが重なり合うワイン

 

2018年、収穫期の長雨で栽培家の苦労もひとしおでした。収穫の幕開けを飾ったソーヴィニヨン・ブラン。ブドウの成熟度を調べ始める夏の終わり、味見したブドウから感じる香りに、生まれるワインを想像しワクワクしました。出来あがったワインを口に含むと酸とまろやかさが織り合わさったテクスチャーが心地よく、果実味が重なりスムーズに流れていきます。食欲をそそる味わいは、アペリティフから楽しんでいただけます。

・黄色い果実を連想させる香りと爽やかでしっかりした酸味が特徴のワイン。
・アフターまでしっかり残る酸は、生ハムなどの脂をリセットし食欲をそそる。
・飲み頃温度 13~16℃(中口赤ワインと同程度)

Varietal Series シャルドネ 2018
シャルドネ 2018

収穫期に続く多雨が印象的だった2018年は、栽培家たちにとってチャレンジの多い年でした。

 

アルコール分 12.5 %

生産本数 約6,400


爽やかな香りに蜜のような味わいが代わるがわる現れるワイン

 

2018年の収穫期。長雨で栽培家の苦労もひとしおでした。醸造現場では時に発酵の進み具合に気を揉むことも。ハラハラ心配して大きなタンクを上から覗き込めば、発酵中の果汁は「心配無用」と言わんばかりに、心地よい音を立てゆったりたっぷりと動いていて、ホッとさせられたのでした。
フレッシュな口当たり、だんだんと広がるりんごの蜜っぽさに後口のほろ苦さ。グラスや口中での香りや味わいの変化もお楽しみ下さい。

・大きめのグラスを使い、グラス内で広がる香り、時間の経過による香りの変化も楽しめる。
・飲み頃温度 13~16℃

シャルドネ栽培者とともに2018年を振り返りました。
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